FRIGZチタンシリーズ MRI撮影試験結果に基づく報告書

現在主流(日立社等)の、オープンMRI (0.25から0.3テスラ)環境であれば、
添付写真のとおり若干のハレーション(アーチファクト)は発生しますが、許容範囲内です。
(術中オープンMRIは、0.25や0.3テスラ環境)

ただし、超伝導MRI(1.5テスラ等)環境では、本製品に限らず使用持ち込みは危険(他社製品も同様)です。

2018年8月5日
日本フリッツメディコ株式会社
テクニカルアドバイザー 医師 海老原直樹


<剪刀撮影結果報告>
撮影 ①
撮影実施日
2018年7月25日(水)
撮影装置
S-scan
撮影剪刀
FRIGZ 製 TN-0340476 (チタン製)
撮影条件
使用コイル:膝コイル(No.2)
ファントム:ボトル大
シーケンス:T2 Sagittal、FSE T2 Axial
※ 鉗子のみの撮影では何も映らないため、ファントムに貼り付けた状態で撮影


<剪刀撮影結果報告>
撮影 ②
撮影実施日
2018年7月25日(水)
撮影装置
Vet MR
撮影剪刀
FRIGZ 製 TN-0230330 (チタン製)
撮影条件
使用コイル:コイルNo.2
ファントム:ボトル小
シーケンス:Spin Echo T1 Axial、Spin Echo T1 Sagittal
※ 鉗子のみの撮影では何も映らないため、ファントムに貼り付けた状態で撮影


<Titanium Material Test Report>
RESULTS
Element
Percentage(%)
Aluminum(Al)
1.967
Vanadium(V)
4.583
Titanium(Ti)
Balance