持針器の先端形状について
0.5チップ付(タングステンカーバイドが先端に付いています。)
Normal profile(ノーマル形状)で、T/Cスタンダードタイプの持針器やT/Cスタンダードタイプピンセットに使用しています。タングステンカーバイドの鋸歯状が1平方センチあたり400個程のピラミッド状の山が有るという意味です。縫合針との相性としては、通常は3-0〜4-0以上の針に使用されています。
0.4チップ付(タングステンカーバイドが先端に付いています。)
Mini profile(ミニ形状)で、T/Cデリケートの持針器やT/Cスデリケートピンセットに使用しています。タングステンカーバイドの鋸歯状が1平方センチあたり650〜700個のピラミッド状の山が有るという意味です。縫合針との相性としては、通常は3-0〜5-0の針に使用されています。
0.3チップ付(タングステンカーバイドが先端に付いています。)
Micro profile(マイクロ形状)で、T/Cライダータイプの持針器やT/C血管ピンセットに使用しています。タングステンカーバイドの鋸歯状が1平方センチあたり1000個程のピラミッド状の山が有るという意味です。縫合針との相性としては、通常は5-0〜7-0の針に使用されています。
0.2チップ付(タングステンカーバイドが先端に付いています。)
Super Micro profile(マイクロ形状)で、形成外科・美容外科・血管吻合ピンセット等に使用されています。タングステンカーバイドの鋸歯状が1平方センチあたり2000個弱のピラミッド状の山が有るという意味です。縫合針との相性としては、通常は7-0〜8-0の針に使用されています。
フラット・スムースチップ付(タングステンカーバイドが付いています。)
スムース形状、マイクロサージェリー仕様で眼科・美容外科・血管外科・脳外科等に使用されています。縫合針との相性としては、通常は9-0〜11-0の針に使用されています。
DDJ加工(タングステンカーバイド粉が付いています。)
Super Micro profile(マイクロ形状)で、T/C 0.2mm Tipより細かく、眼科・形成外科・血管外科・脳外科等のマイクロ縫合に使用されています。DDJはダイヤモンドダストを散りばめた肌理の細かい表面加工でマイクロ系手術に適します。縫合針との相性としては、通常8-0〜10-0の針に使用されています。
スタンダード
推奨している縫合針などなし。